Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)のメッセージ機能、設定方法やメリット、注意点
Googleマイビジネス(※)では、お客様とやり取りができる口コミ機能が有名です。しかし、口コミに似た機能で、メッセージ機能もあることをご存知でしょうか。
Googleマイビジネス(※)のメッセージ機能は、適切に活用することで集客アップを実現できる優れた機能です。
ここでは、Googleマイビジネス(※)のメッセージ機能の説明、設定方法と注意点について解説していきます。
googleマイビジネス(※) メッセージとは?
Googleマイビジネス(※)のメッセージ機能とは、お客様と直接やり取りができるメッセージです。
お客様はスマートフォンやタブレットの「Googleマップ」アプリから、Googleマイビジネス(※)に登録されている店舗へメッセージを送信することができます。
一方で、店舗側ではパソコンからGoogleマイビジネス(※)にログインして、お客様のメッセージを確認し、返信することができます。
下記の画像のように、お客様とメッセージのやり取りが可能です。
お客様からのメッセージを受け取り、リアルタイムに返信することで来店数アップを実現できる便利な機能です。なお、デフォルトではメッセージ機能は無効になっています。
googleマイビジネス(※) メッセージの設定方法
ここでは、Googleマイビジネス(※)のメッセージ機能を有効にする設定方法について解説していきます。
■操作手順(パソコン)
1.パソコンでGoogleマイビジネス(※)にログインします。
複数のビジネス情報がある場合は、管理する拠点を開きます。
2.[メッセージ]次に、設定アイコンをクリックします。
3.[メッセージ機能を有効にする] をオンにします。
※メッセージ機能を無効するには、上記の3.でオフにします。
■操作手順(Android)
1.Androidスマートフォンまたはタブレットで、Googleマイビジネス(※)アプリを開きます。
複数のビジネス情報がある場合は、管理するビジネス情報を開きます。
2.メッセージ機能をオンにするには、[顧客]次に[メッセージ]次に[有効にする]をタップします。
3.メッセージ機能をオンにすると、[顧客]次に[メッセージ]にすべてのメッセージが時系列で表示されるようになります。
※メッセージ機能をオフにするには、[設定アイコン]次に[メッセージ]をタップします。
次に、[メッセージ機能を有効にする] をオフにします。メッセージ機能は、またいつでもオンにできます。
■操作手順(IOS)
1.iPhoneまたはiPadで、Googleマップアプリを開きます。
複数のビジネス情報がある場合は、管理するビジネス情報を開きます。
2.メッセージ機能をオンにするには、[顧客]次に[メッセージ]次に[有効にする]をタップします。
3.メッセージ機能をオンにすると、[顧客]次に[メッセージ]にすべてのメッセージが時系列で表示されるようになります。
※メッセージ機能をオフにするには、[設定アイコン]次に[メッセージ]をタップします。
次に、[メッセージ機能を有効にする] をオフにします。メッセージ機能は、またいつでもオンにできます。
口コミとメッセージの違い
Googleマイビジネス(※)には、メッセージ機能に似ている「口コミ」機能もあります。この口コミとメッセージはどのような違いがあり、どのように使い分けるのが良いのでしょうか。
そこで、ここではGoogleマイビジネス(※)のメッセージと口コミの違いについて解説していきます。
投稿が公開されるか
Googleマイビジネス(※)の「口コミ」と「メッセージ」の大きな違いは、投稿内容が公開されるかどうか、という点です。
口コミでは、お客様が投稿した口コミ内容や、店舗スタッフが返信で投稿した内容は一般的に公開されます。つまり、Googleマイビジネス(※)の店舗情報にアクセスした一般のユーザーも、口コミの投稿内容を確認できるのです。
一方で、メッセージは投稿をやり取りしているお客様と店舗スタッフにしか閲覧できません。Googleマイビジネス(※)の店舗情報にアクセスした一般のユーザーは、メッセージのやり取りを確認することができないのです。
口コミは一般公開されて、メッセージは非公開であることを意識しながら、適切な内容の返信を行うようにしましょう。
リアルタイム性が求められるか
また、投稿の確認や返信までに求められるリアルタイム性も異なります。
口コミでは、来店したくれたお客様からの投稿が多いため、迅速に確認をして返信する必要は特にありません。来店のお礼などの口コミ返信は、翌日以降でも問題ないでしょう。
しかし、メッセージはリアルタイム性が求められます。メッセージでは「空席の確認」や「来店予約」の問い合わせが多いため、迅速に確認して返信する必要があるのです。
たとえば、来店を迷っているお客様が「空席の確認」のメッセージを送っても、その返信までに数時間もかかってしまうと、確実にお客様を取りこぼしてしまうでしょう。
googleマイビジネス(※) メッセージの効果、メリット
Googleマイビジネス(※)のメッセージは、店舗スタッフがお客様を直接やり取りができる便利な機能です。
ここでは、飲食店がGoogleマイビジネス(※)のメッセージ機能を使うことのメリットについて解説していきます。
お客様とのコミュニケーション
一番の大きなメリットは、お客様とコミュニケーションが取れる点です。お客様の個人的な質問に対しても的確に回答すれば、来店する確率が高まることは言うまでもありません。
また、問い合わせをするお客様の立場からすれば、電話をかけるよりもハードルが低いため、問い合わせしやすくなるというメリットもあります。スマートフォンからメッセージを送信できるため、お客様は移動中の電車の中からでも問い合わせできるのです。
店舗側の立場からすれば、確実に問い合わせに対応できるというメリットは大きいです。たとえば、店舗が忙しいときや閉店中は、お客様からの電話に対応できないケースがあります。
しかし、Googleマイビジネス(※)のメッセージであれば、確実に問い合わせ内容を受理できるのです。定期的にGoogleマイビジネス(※)のメッセージを確認するような体制にしておけば、お客様とのコミュニケーションも充実させ、来店数アップを実現できるでしょう。
新規顧客の獲得
Googleマイビジネス(※)のメッセージ機能は、新規顧客の獲得にも役立っています。手軽に問い合わせできるメッセージ機能により、お客様がアプローチしやすくなるためです。
たとえば、今までに来店したことのない飲食店に対して、次のような点が気になっている方も多いのではないでしょうか。
「カウンター席はあるのか?」
「6人でも座れるテーブル席はあるのか?」
「混雑する時間帯はいつぐらいなのか?」
このような簡単な質問だけで、お店に電話をかけるのは気がひけるものです。しかし、Googleマイビジネス(※)のメッセージであれば、気軽に問い合わせできるでしょう。
気軽に問い合わせが可能で、店舗側がきちんとメッセージに対応すれば、新規のお客様が来店する可能性は間違いなく高まります。このようにGoogleマイビジネス(※)のメッセージ機能は、新規顧客の獲得にも効果的なのです。
Googleマイビジネス(※)の運用が難しいときは
Googleマイビジネス(※)のメッセージ機能によって、お客様との密なコミュニケーションを実現することで集客効果が規定できるでしょう。
しかし、本来の店舗業務が忙しい店舗オーナーにとっては、Googleマイビジネス(※)に頻繁にアクセスしたり、お客様に返信したりするのは難しいのではないでしょうか。
もちろんGoogleマイビジネス(※)には、メッセージ機能だけではなく、口コミの対応や画像やコンテンツの投稿といった業務も必要になります。数名のスタッフで営業する飲食店にとっては、少々荷が重たいでしょう。
そのような飲食店におすすめするのが、Googleマイビジネス(※)の運用をアウトソースする方法です。外部のプロフェッショナルに運用を任せることで、飲食店の負担を減らしながら、高い効果を期待できます。
弊社の「Googleマイビジネス(※)運用サービス」は、多忙な店舗オーナーに代わってGoogleマイビジネス(※)の全運用を代行するサービスです。
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Googleマイビジネス(※) メッセージの注意点
非常に便利なGoogleマイビジネス(※)のメッセージ機能ですが、使い方や運用には注意が必要です。お客様の信頼を損ねてしまったり、Googleが定めるガイドラインに違反したりするケースもあるためです。
ここでは、Googleマイビジネス(※)のメッセージ機能において、注意するべきポイントについて解説していきます。
迅速に返信する
お客様からのメッセージには、迅速な対応が求められます。店舗側からの返信が遅い場合、お客様は不信感を抱くケースが多いためです。
たとえば、「予約が可能であるか」の問い合わせに対して、店舗側からのメッセージ返信が翌日の遅い時間になったら、多くの人が行きたくなくなるのではないでしょうか。
なお、Googleは、メッセージを受け取ってから24時間以内に返信することを推奨しています。そうすることで、お客様との信頼関係が構築でき、集客アップに繋がる、としています。
また、24時間以内のメッセージ返信ができていない場合、Googleによってメッセージ機能を強制的に無効にされることもありますので注意しましょう。
個人情報や機密情報の取り扱い
Googleは、Googleマイビジネス(※)のメッセージ機能を使って、個人情報や機密情報をやり取りすることを禁止しています。
たとえば、お客様に「クレジットカード情報」「社会保障番号やパスポート番号」などの個人を特定できる情報の開示を要求することはできません。
不適切なコンテンツの投稿
下記のような、不適切なコンテンツの投稿も禁止されています。
・個人や団体への憎悪や暴力を助長する内容
・スパム行為やフィッシング詐欺に関連する内容
・違法行為やテロ関連のコンテンツ
この他にも、Googleは多くのガイドラインを設けていますので、下記の公式サイトで必ず確認するようにしてください。
参照元:Googleマイビジネス(※)ヘルプ「メッセージのガイドライン」
https://support.google.com/business/answer/7506237?hl=ja&ref_topic=7505835
MEOやマーケティングの知識がない方へ
上記で説明したとおり、Googleマイビジネス(※)のメッセージ機能は、使い方を間違えると逆効果になりかねません。
同様に、口コミへの対応や投稿するコンテンツの内容に対しても、十分に注意を払わなければいけません。メッセージと同様に、Google側がガイドラインを定めているからです。
しかし、Googleマイビジネス(※)を運用するうえで、遵守しなければいけないガイドラインは複数あります。通常の飲食店のスタッフにとっては、全てを理解するのはハードルが高いでしょう。
さらに、Googleマイビジネス(※)で集客の効果を高めるには、MEO対策やマーケティングの知識も求められます。マーケティング担当がいない飲食店にとっては、人的リソースに問題が生じる店舗がほとんどでしょう。
そのような飲食店におすすめするのが、弊社の「Googleマイビジネス(※)運用サービス」です。店舗オーナーに代わってGoogleマイビジネス(※)の全運用を代行するサービスです。
7,000店以上の店舗集客を支援してきた経験を土台に、Googleマイビジネス(※)の質の高い運用代行を提供しています。コンテンツ投稿の代行からアクセス分析、口コミ対応へのアドバイスまでを実施します。
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※「Googleマイビジネス」は、2021年11月に「Googleビジネスプロフィール」に名称変更しました。
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