SEO対策だけでは足りない?GoogleマイビジネスでMEO対策!

SEO対策によって検索エンジンの上位に出やすくする企業努力は今や一般的な物となってきました。そこから一歩先をゆくために必要となってくるのがGoogleマイビジネスなどを活用して行うMEO対策です。

MEOとはどんなもので、なぜ対策が必要となるのか?
またSEOとは何が違うのかや、MEO・SEOそれぞれが持つメリット・デメリットについても解説していきます。

目次

MEOは新しく現れた検索エンジンの最適化概念

MEOはMap Engine Optimizationの頭文字を取った略語で、日本語では「地図エンジンの最適化」という意味になります。

例えばラーメン屋などを検索すると、検索結果にラーメン屋の位置にマークがついたGoogleマップが表示されますが、それに加えて地図のマークがついているお店情報へのリンクも表示される事になります。

この情報はGoogleマイビジネスに登録することで入力が可能になる物で、行こうと思っている人に対して位置情報とお店情報へのリンクを同時に表示するので当然ながら集客にも大きく影響を及ぼします。

しかしこれは3つまでしか表示されないため、Googleマイビジネスの編集によるMEO対策でその3つに食い込む事が重要なのです。

MEOとSEOは何が違うのか?またそれぞれのメリット・デメリットとは

情報検索の際になるべく最初に目につく位置へと表示されるために行うのがSEO対策ですが、MEO対策はSEO対策のGoogleマップ版と考えて良いでしょう。

SEO対策のメリットはなんと言っても検索結果上位でのクリック数増加です。
検索順の及ぼすクリック率への影響はとても高く、1位では21%、2位で10%となっており、順位が一つ下がるだけで大幅にクリック率も落ちるため、対策によって1位を狙うことに大きな意味があるのです。

MEO対策のメリットとして大きいのは、マップ情報はオーガニック検索よりも上部に表示される事です。
また基本的にはGoogleマイビジネスでの情報編集で行うので無料で始められる所も大きな魅力でしょう。

全国の競合と争うSEOとは違いMEOでは地域という比較的狭い範囲での競争になるので順位も変わりやすく、GoogleマイビジネスでのMEO対策を行ってから効果が出るまでが非常に早い特徴があります。
そのため対策を行ってからの手応えもわかりやすいのもメリットの一つと言えます。

しかし、これらにもデメリットはあります。
SEO対策は効果がすぐには出ないため長期間続ける必要があり、それに伴ってコストも大きくなってしまいます。

また検索エンジンのガイドラインを無視したブラックハットSEOなどを行ってしまうと非常に大きなペナルティを負わされてしまうリスクも抱えています。

一方MEO対策でも、実店舗を持たなければ利用できないというデメリットが存在します。
オンライン上だけに店舗を構えている通販サイトなどではGoogleマイビジネスでのマップ情報入力ができないので、MEO対策の行いようがないのです。

SEO対策とMEO対策は競合する物ではないのでどちらも必要

顧客が購入を検討する情報を調べる時はSEO対策が効果的で、来店する顧客が場所を調べる時はMEO対策が効果があるため、この2つはその必要性において競合しにくい特徴があります。

そのためどちらも重要であり、少しでも顧客の目に入るチャンスを増やすためにはこれらを同時に行うのが最も効果的だと言えます。

SEOと比べてMEOは無料で始めることも可能なので、実店舗があるのならとりあえずで始めてみても良いでしょう。

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