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【2025年】X(Twitter)の監視ツールおすすめ10選を比較!| 風評被害対策ならエフェクチュアル

最近では、SNSの利用率が高まりX(旧Twitter)も多くのユーザーに利用されています。

企業にとっては顧客と直接コミュニケーションを取ったり、広告宣伝を行ったりできるツールである一方で、拡散性が高いため炎上や誹謗中傷のリスクがあることも事実です。

一度ネガティブな情報が拡散されてしまうと影響が拡大する可能性もあるため、監視ツールを用いてリスクや被害を最小限にすることが大切です。

この記事では、X(旧Twitter)を監視するメリットやツールの選定ポイント、おすすめの監視ツールについて紹介します。

SNS監視・モニタリングサービスならMimamorn
目次

X(Twitter)監視ツールの比較

以下で紹介する監視ツールの比較表です。

ツール名料金特徴
Mimamorn取得媒体、取得上限数によってプランが異なる
・プラン1:50,000/月
・プラン2:85,000/月
・プラン3:180,000/月
・包括的なSNS監視が可能
・ 炎上時の対応支援が充実
Twitonomy・19ドル/月または199ドル/年・特定のキーワードやハッシュタグをリアルタイムで監視
・グラフやチャートを使った視覚化機能が充実
Woopra・コアプラン:無料
・スタータープラン:49ドル/月
・プロプラン:999ドル/月
・企業プラン:要問い合わせ
・URLを登録しユーザーの行動を監視
・Googleアラートに似ているが接点単位の監視に特化
AIブランドモニター要問い合わせ・ChatGPTを活用したSNS監視専用ツール
・リアルタイムで問題投稿を検知
Hootsuite・プロプラン:12,999円/月
・チームプラン:39,000円/月
・企業プラン:要問い合わせ
・SNSアカウントを統合的に監視しながら運用を最適化
TweetDeck無料・重要な投稿を効率的に監視
・X(旧Twitter)のみに対応
インターネットモニタリング要問い合わせ・精度の高い炎上検知が得意
モニタリングDX月額 税込93,500円~・AIを搭載した監視専用ツール
・収集したデータを自動的にカテゴリ分け
Pazu要問い合わせ・中小企業向けの炎上監視ツール
・設定したキーワードに基づき、24時間365日リアルタイムでSNS投稿を監視
Social Insight要問い合わせ・複数のSNSアカウントを一元的に監視
・テキストマイニングや視覚化を通じてデータを深掘り

X(Twitter)の監視におすすめのツール10選

X(旧Twitter)の監視におすすめのツールとして、以下の10つのツールを紹介します。

Mimamorn:SNSの包括的な監視が可能

公式サイト:https://effectual.co.jp/lp/mimamorn/

Mimamorn(ミマモルン)は、X(旧Twitter)、Instagram、Facebook、TikTokなど幅広いSNSプラットフォームをカバーしており、包括的なSNS監視を求める企業に適しています。  

特に、炎上時の対応支援が充実している点が特徴で、謝罪文の作成、WEB上での広報対応、記者会見の手配などのサポートを提供しています。これらのサービスは必要に応じて追加費用が発生するため、通常時は余計なコストがかからず、効率的なリスクマネジメントが可能です。

料金プラン取得媒体、取得上限数によってプランが異なる
・プラン1:50,000/月
・プラン2:85,000/月
・プラン3:180,000/月
データソース・X(旧Twitter)
・Instagram
・Facebook
・TikTok
・Googleビジネスプロフィール
・5ちゃんねる
・ブログ
・掲示板など
機能・アラート機能
・SNSモニタリング機能
サポート・毎月、取得記事を対象にリスク状況についてのレポートを作成
・リスク発見時のリスクコンサルティング

Twitonomy:Xの運用状況を直感的に把握

公式サイト:https://www.twitonomy.com/

Twitonomyは、X(旧Twitter)の特定のキーワードやハッシュタグをリアルタイムで監視できるツールです。また、リプライやリポスト(旧リツイート)などを追跡調査する機能も備えています。  

特に、グラフやチャートを使った視覚化機能が充実しているため、アカウントの運用状況を直感的に把握したい場合に適しています。一方で、データソースがX(旧Twitter)のみに限定されるため、複数のSNSを監視したい企業には向いていません。

料金プラン・19ドル/月または199ドル/年
・分析機能が制限された無料アカウントもあり
データソースX(旧Twitter)
機能・特定のキーワードやハッシュタグのリアルタイム監視
・リプライ、リポスト、ハッシュタグの詳細分析
サポートなし

Woopra:ユーザーの接点ごとに監視が可能

公式サイト:https://www.woopra.com/

Woopraは、インターネット上の特定の接点(URL)を登録することで、ユーザーの行動を監視できるツールです。SNS監視では、特定のアカウントを登録すれば、投稿や「いいね」などのアクションを検知することが可能です。  

特徴としては、Googleアラートに似ている点が挙げられます。しかし、Googleアラートが トピック単位の監視に向いているのに対し、Woopraは 接点単位の監視に特化しているのが違いです。そのため、特定のアカウントやURLの動向を継続的に追いたい場合に適しています。

料金プラン・コアプラン:無料
・スタータープラン:49ドル/月
・プロプラン:999ドル/月
・企業プラン:要問い合わせ
データソース各ツールのタッチポイント
機能投稿やリポスト、いいねなどのアクションの検知、分析
サポートメール

AIブランドモニター:AIによる監視で低価格を実現

公式サイト:https://seo.blitz-marketing.co.jp/reputation/lp102/

AIブランドモニターは、ChatGPTを活用したSNS監視専用ツールで、リアルタイムで問題投稿を検知し、リスクスコア分析まで自動化できるのが特徴です。

ネットの悪評や口コミをAIが常に監視し、レポートで報告してもらえます。

AIが常時監視する体制をとっているため、人件費を抑えることができ、安価な提供価格を実現しています。

料金プラン要問い合わせ
データソース・X(旧Twitter)
・YouTube
・掲示板
・口コミ
・検索サイト
機能・AIによるリアルタイム検知
・リスクスコア分析
・ダッシュボード作成
サポート炎上時の対策提案

Hootsuite:マーケティング施策にも活かせる監視ツール

公式サイト:https://www.hootsuite.com/

Hootsuiteは、複数のSNSアカウントを一括管理し、運用状況を包括的にモニタリングできる管理ツールです。有料プランを利用すれば、複数のアカウントを登録可能なため、自社のSNS運用だけでなく、競合他社の動向分析にも活用できます。  

特に、SNSアカウントを統合的に監視しながら運用を最適化したい企業やマーケティング担当者に適したツールです。有料版にはフォロワーの推移やアクセス傾向を直感的に把握できるダッシュボード機能が備わっており、消費者の関心動向の分析や市場リサーチにも活用できます。

料金プランプロプラン:12,999円/月
チームプラン:39,000円/月
企業プラン:要問い合わせ
データソース・X(旧Twitter)
・Instagram
・Facebook
・LinkedInなど
機能ダッシュボードでの一元管理
サポートメール

TweetDeck:無料でXを監視できる

公式サイト:https://create.twitter.com/ja/products/tweetdeck 

X(旧Twitter)公式のTweetDeckは、重要な投稿を効率的に監視できるツールです。モニタリング用の管理画面を通じて、位置情報、投稿内容、ユーザー、日付、反応などを基にフィルターを使って必要な情報を簡単に確認することができます。また、リポストやシェア、予約投稿など、アカウント管理にも役立つ機能が備わっています。

TweetDeckはX(旧Twitter)のみに対応しており、他のSNSを監視することはできませんが、自社のXアカウントの返信や反応を監視したい場合に適しています。

料金プラン無料
データソースX(旧Twitter)
機能・最新ニュースや自社商品に関する投稿の通知
・投稿の絞り込み
・投稿の経過追跡
サポートなし

インターネットモニタリング:専任担当者がサポート

公式サイト:https://www.adish.co.jp/service/moni/

インターネットモニタリングは、精度の高い炎上検知を得意としています。専任アナリストやシステムが各顧客に合わせたルールを設定することで、リスクを早期に発見することができます。さらに、動画の監視やそのコメントの監視も行うことができ、YouTubeやTikTokなどで動画コンテンツを展開している企業にとっては非常に有益なツールとなります。

料金プラン要問い合わせ
データソース・X(旧Twitter)
・Instagram
・Facebook
・YouTube
・TikTok
・LINE
・サイト
・掲示板
機能・アラート機能
・SNSモニタリング
・動画監視、動画コメント監視
サポート・リスク発生時のサポート
・各種ツールとの連携

モニタリングDX:監視工数を大幅削減可

公式サイト:https://www.siemple.co.jp/monitoring-dx/

モニタリングDXは、AIを搭載した監視専用ツールです。これまでのモニタリング方法では見逃しがちな新しい表現や言い回しもAIが検出し、リスクをリアルタイムで判定します。また、収集したデータを自動的にカテゴリ分けしたり、投稿のポジティブ・ネガティブな感情を判定することも可能です。

料金プラン月額 税込93,500円~
データソース・X(旧Twitter)
・ブログ
・掲示板
・ニュースサイト
機能・アラート機能
・投稿の自動カテゴリ分け
・ネガポジ判定
サポート週報メール

Pazu:eラーニングの受講可能

公式サイト:https://pazu.io/

Pazuは中小企業向けの炎上監視ツールで、設定したキーワードに基づき、24時間365日リアルタイムでSNS投稿を監視します。重要な投稿が見つかると、即座にアラートで通知を行い、迅速な対応をサポートします。

さらに、Pazuの特徴的な機能として、炎上リスクに関するeラーニングを追加料金なしで提供している点があります。この機能は、社員やアルバイトが行う不適切な投稿やバイトテロなどのリスクを未然に防ぐための研修にも役立ちます。

料金プラン要問い合わせ
データソース各種SNS
機能・アラート機能
・SNSモニタリング
・拡散ウォッチ
サポート・eラーニングコンテンツ
・ニュース、コラムの配信
・危機管理の調査・助言

Social Insight:複数のSNSに対応

公式サイト:https://sns.userlocal.jp/

Social Insightは、複数のSNSアカウントを一元的に監視できるツールです。自社や競合のアカウントにおけるフォロワーの増減、投稿内容の分析、ファン属性などを比較・分析することができます。

さらに、特定のキーワードやハッシュタグを指定して、それに関連する投稿を収集し、テキストマイニングや視覚化を通じてデータを深く掘り下げることが可能です。これにより、SNS上でのブランドや業界の動向をより効果的に把握できます。

料金プラン要問い合わせ
データソース・X(旧Twitter)Instagram
・Facebook
・YouTube
・TikTok
・LINE
・note
・Pinterest
・mixiなど
機能・SNSアカウントの指標の自動収集・分析
・特定のキーワードやハッシュタグの視覚化
サポート・専属カスタマーサクセス
・技術サポート窓口
・チャットボット

X(Twitter)の監視ツールの選び方とポイント

X(Twitter)の監視ツールは、ツールによって機能やリスクの検知スピード、検知したリスクの通知方法や監視できるSNSの種類などが異なります。

X(Twitter)の監視ツールを選ぶ際のポイントについて以下の6つのポイントを紹介します。

①ツールを導入する目的

何を目的としてツールを導入するのか、目的を整理した上でツールを選びましょう。

監視ツールには、SNS監視専用のツールとソーシャルリスニングツールがあり、それぞれ活用の目的が異なります。  

監視専用ツールは、主に炎上対策の一環として、問題の投稿を早期に検知することに特化したツールです。分析機能が付いている場合もありますが、基本的には炎上リスクを素早く発見するためのツールです。

一方、ソーシャルリスニングツールは、SNSやWebメディアなどの各種プラットフォームで発信される一般消費者の意見や感想を収集し、それをマーケティングに活用するためのツールです。炎上対策もソーシャルリスニングの一部に含まれており、顧客理解、競合分析、広告戦略の策定など、多岐にわたるマーケティング活動に利用できます。

SNS監視ツールを導入する目的は何か、導入することで何を解決したいのかを整理し、必要な機能を認識した上で適切なツールを選ぶようにしましょう。

②リスクを検知するスピード

SNSは情報が迅速に拡散されるため、リスクを検知するスピードが非常に重要です。

リアルタイムで分析できる機能があるかを確認した上で、ツールが処理できる投稿数と処理時間のスペックを比較することが大切です。高性能なソーシャルリスニングツールであれば、SNS全体の膨大な投稿から自社に関する投稿を数秒で抽出できます。

一方で、監視業者の目視チェックを伴うサービスでは、精度は高いものの、スピード感は劣る可能性があります。

また、リスク検知の後の解析がスムーズに進むかどうかも重要なポイントです。例えば、データのノイズ除去機能が不十分であれば、無関係な投稿が多く抽出され、素早い対応が難しくなります。精度の高いフィルタリング機能や直感的に使える分析機能を備えているかどうかも、選定時に確認しておくべき点です。

③リスクを検知・通知する方法

SNSの投稿からリスクを検知し、通知する機能は、監視ツールを選ぶ際の重要なポイントです。メンションを検知してアラートを出すものから、抽出したテキストを分析してリスク度を判定し、通知するツールまでさまざまな種類があります

特に、テキスト解析やリスク度判定まで行うツールは、AIだけの判定では難しいため、実際には有人で判定を行い、その後通知を送るサービスが多い傾向にあります。

通知機能として、最低限「メール通知機能」がついているかどうかは確認しておきましょう。SNS投稿は24時間365日行われるため、監視作業を手動で行うのは現実的ではありません。自社アカウントへのリプライが急増したり、商品名を含むキーワードの投稿が急増したりした際に、自動的に検知し、メールで通知してくれる機能があれば、普段の監視作業をツールで自動化することができます。

④予算

SNS監視ツールの選定において、リスクマネジメントをどの程度実現できるかと、費用のバランスを慎重に検討することが重要です。SNS監視は直接的に利益を生むものではないため、情報セキュリティ製品と同様に、リスクマネジメントの目標とコストを比較しながら選ぶ必要があります。

本格的なリスクマネジメントを目指すのであれば、有料のSNS監視ツールを活用するのが理想的です。無料ツールも存在しますが、機能面や監視精度で劣ることが多く、監視対象のSNSやアカウント数、投稿数が限られているというデメリットがあります。また、複数のSNSを一元的に監視できない場合もあります。

有料ツールを選ぶ際には、炎上対策だけでなく、キャンペーンのパフォーマンス分析や投稿者属性の分析、市場調査など、マーケティングや戦略立案にも活用できるような分析機能を必要とするのかどうかも含めて予算感を見積もり、最適なツールを選ぶことが重要です。

⑤操作性

X(Twitter)の管理ツールは、PCからの操作に加えて、スマホからも操作できるツールが多く、特にフォロワーへの迅速な対応が求められる場合には非常に便利です。スマホ対応であれば、外出先でもすぐに対応が可能です。

ただし、スマホ版とPC版では一部機能に制限があることがあります。例えば、スマホでは詳細な分析や設定変更ができない場合があり、ツールによってはPC版の機能をフルに活用できないこともあるため、使用する際にはそれぞれのツールの機能差を確認しておくことが大切です。

さらに、誰でも操作できるという利便性に頼りすぎることは、セキュリティリスクを招く原因になります。管理者アカウントは、特定の担当者だけがアクセスできるようにし、強固なパスワードを設定することが重要です。また、必要に応じてアクセス権限を制限し、管理者アカウントの取り扱いには十分な注意を払うことで、情報漏洩のリスクを防ぎましょう。

⑥その他のSNSの監視が可能か

SNS監視ツールが対応しているメディアはツールによって異なります。豊富なデータソースを持つツールは、X(旧Twitter)やFacebook、Instagram、YouTube、ニュースサイト、Webメディア、掲示板、口コミサイトなど、さまざまなプラットフォームを一元的に監視することが可能です。

一方、無料のSNS監視ツールでは、X(旧Twitter)にしか対応していない場合もあります。

X(旧Twitter)だけでなく、他のSNSも監視することでより高いレベルでリスクマネジメントを行いたい場合は、様々ばSNSを監視できるツールを選ぶことをおすすめします。

X(Twitter)を無料で監視する方法

基本的に監視ツールの導入には費用がかかります。予算を抑えてSNSを監視したいときは、無料ツールを利用する方法があります。機能や精度は限られますが、簡易的な監視なら無料ツールでも十分に可能です。

X(旧Twitter)を無料で監視する方法を紹介します。

「詳細検索」機能を利用する

「詳細検索」とは、PC版のX(旧Twitter)に搭載されている投稿の絞り込み機能です。「詳細検索」を利用することで、特定のキーワードやアカウントの投稿を絞り込んで検索したり、リポストの多い投稿を検索できたりします。

「詳細検索」の利用方法は以下の通りです。

①X(旧Twitter)の検索窓に検索したいキーワードを入力し、検索する

②検索窓の横の3点リーダーをクリックする

③「詳細検索」をクリック

④検索したい条件に沿って必要な項目を入力し検索

簡単な条件の絞り込みであれば、十分に検索することが可能です。一方で複数キーワードや複数アカウントでの絞り込み検索はできないため、複雑な条件で検索する場合には何回か条件を変えて検索する必要があります。

「リスト」機能を利用する

X(旧Twitter)の「リスト機能」は、特定のアカウントをグループ化し、そのグループの投稿だけをタイムライン形式で表示できる機能です。例えば、従業員のアカウントをリストにまとめて監視したり、インフルエンサーや競合他社をリスト化してその活動をチェックすることができます。

リスト機能はフォローと似ていますが、ホーム画面のタイムラインには表示されません。従業員やインフルエンサーなど、特定のアカウントグループの投稿を定期的に確認したい場合に便利です。

「リスト機能」の利用方法は以下の通りです。

①ナビゲーションバーの「リスト」をクリックする

②画面上部の「新しいリストを作成」アイコンをクリック

③リスト名と簡単な説明を入力し、公開・非公開を選択して「次へ」をクリック

④ユーザーを検索してリストに追加し、「完了」をクリック

Yahoo!リアルタイム検索を使用する

Yahoo!リアルタイム検索では、キーワードを含む投稿数の推移データを確認することができます。表示期間は、タブの切り替えにより直近6時間・24時間・7日間・30日間のいずれかを選択可能です。

さらに、Yahoo!リアルタイム検索では投稿のポジティブ/ネガティブの割合も確認できます。言及数が多く、ネガティブな意見が目立つ場合は、炎上リスクが高まっていると考えられます。

なお、Yahoo!リアルタイム検索では過去30日より前の投稿データを確認できないため、それ以前の情報を調べる場合は、検索コマンドやTwitterの詳細検索機能を活用して対応しましょう。

Googleアラートを使用する

Googleアラートは、指定したキーワードに関する新しい情報がGoogleの検索インデックスに登録された際に、メールで通知を受け取れる無料のサービスです。たとえば、自社名やブランド名、商品名などをキーワードとして登録しておけば、それに関連する新しい情報がネット上に出たときに、すぐに把握することができます。これを炎上リスクの早期発見に活用することが可能です。

Googleアラートを設定するには、まず監視したいキーワードを入力し、以下の項目をカスタマイズします。

  • 通知の頻度:「その都度」「1日1回以下」「週1回以下」から選べます
  • 情報ソース:自動、ニュース、ブログ、ウェブ、動画、書籍、ディスカッション、金融から選択
  • 使用言語:日本語を含め、計45言語に対応
  • 地域:特定の国や地域を指定可能
  • 通知対象の件数:「すべての結果」または「上位結果のみ」から選べます
  • 通知の受け取り方法:Gmailアドレスにメールで受信するか、RSSフィードに登録するかを選択

特に企業の炎上対策やブランドモニタリングでは、メール通知で即時に情報を把握できる仕組みとして、非常に有効なツールといえるでしょう。

X(Twitter)をツールで監視をするメリット

SNS監視ツールで監視する主な目的は炎上などのリスクマネジメントですが、うまく活用することで自社サービスの顧客理解や広告戦略の改善といったマーケティング施策や経営戦略に活かすことも可能です。

SNS監視ツールを導入するメリットとして以下の5つを紹介します。

消費者のニーズを知ることができる

X(旧Twitter)を監視することにより、消費者の声を把握できるというメリットがあります。

X(旧Twitter)などのSNSでは、商品やサービスに関するさまざまな意見や感想が投稿されています。企業に直接フィードバックを送らない消費者も多いですが、X(旧Twitter)上の投稿を分析することで、企業はユーザーのニーズや不満を把握することが可能です。その結果、改善すべき点を見つけることができ、より良い商品やサービスの提供につなげられる可能性があります。

また、X(旧Twitter)のトレンドやハッシュタグを追うことで、業界全体の動向を把握することもできます。特に、新商品発売やイベント開催など、業界に影響を与える出来事の情報を効率的に収集するのに役立ちます。

多くの投稿を広範囲に監視し、必要な情報を抽出したい場合は、SNS監視ツールの中でも大量のデータから重要な情報を選別できるソーシャルリスニングツールの導入が求められます。

トラブルにすぐ対応することができる

X(旧Twitter)では、情報がリアルタイムで共有されることが多いため、自社の商品やサービスに関するクレームや批判、不正行為に関する情報といった、企業にとってリスクとなる投稿が瞬く間に拡散されることがあります。  

しかし、SNS監視ツールを導入し常に監視を続けていれば、リスクになりうる情報をリアルタイムでいち早く察知することも可能です。従来のアンケート調査やリサーチ会社を活用した方法では、リスクを把握するまでに時間がかかる場合がありますが、SNS監視ツールを活用すれば、迅速に問題を発見し、早急に対応策を講じることができます。  

X(旧Twitter)における炎上の事例や対策について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

競合の情報を収集できる

SNS監視ツールは、競合他社の投稿内容を収集するのに非常に有効なツールでもあります。企業は、競合の新製品リリースや営業方針の変更などのSNSで公開される重要な情報を把握することで、自社のビジネス戦略に活かすことができます。また、情報収集の過程で競合の弱点を見つけた場合、その部分を補完することで、市場での競争力を高めることも可能になります。

広告戦略に活かすことができる

X(旧Twitter)上には自社の広告やプロモーションに対する消費者の反応が多く投稿されているため、広告戦略の改善にも活用できます

特に、SNS広告や自社アカウントで情報発信を行っている場合、投稿へのレスポンスを分析することで、より効果的な広告戦略を立てやすくなります。  

ソーシャルリスニングツールを導入すれば、データ収集・集計・分析を自動化できるため、消費者の集団心理をより深く理解することが可能になります。  

商品やサービスの評判を知ることができる

X(旧Twitter)を活用することで、商品やサービスの評判をリアルタイムで把握できます。ネガティブなコメントも瞬時に拡散されますが、同様にポジティブな内容もリアルタイムで確認することができます。消費者の反応や評価を即座に収集できるため、例えば新商品を発売した際などには、製品に関するコメントや改善点を素早く特定し、改良につなげることも可能です。

X(Twitter)をツールで監視するデメリット

ツールでの監視はメリットも多いですが、デメリットもいくつかあります。

X(Twitter)をツールで監視するデメリットについて以下の2つを紹介します。

外注するよりは確認のコストがかかる

監視ツールを使用することで、定期的にレポートや通知が来るため、監視を自動化することができます。しかし、通知を確認したり、実際に炎上が起こってしまった際にはその対応が必要になったりとある程度のコストがかかります。

外注した場合は、全ての運用を外注先に任せることができるため、運用工数を減らすことができます。

セキュリティリスクが伴う

X(旧Twitter)の監視ツールを活用する際でも、やはりリアルタイムでの返信対応は大切です。そのため、スマートフォンからも使える機能が備わっていると便利でしょう。

ただし、外出先で企業アカウントを操作する場合には、情報漏えいのリスクにも注意が必要です。特に、誰でも接続できるフリーWi-Fiをそのまま使用するのは危険です。

外での利用時は、必ずパスワード付きのネットワークや、暗号化が施された安全な回線を使うなど、セキュリティ面にも十分配慮しましょう。

基本的に監視ツールの導入には費用がかかります。予算を抑えてSNSを監視したいときは、無料ツールを利用する方法があります。機能や精度は限られますが、簡易的な監視なら無料ツールでも十分に可能です。

X(旧Twitter)を無料で監視する方法を紹介します。

まとめ

炎上や誹謗中傷の被害を最小限の抑えるためにもSNSの監視ツールの導入は有効です。

また、ツールを導入することで、SNSで投稿されている情報からユーザーのニーズを汲み取り、広告戦略や商品・サービスの改善に活かすことも可能です。

ツールによって監視できるプラットフォームや機能などが異なるため、導入の目的を整理した上で自社にあった監視ツールを導入しましょう。

本記事の著者

SORILaコンテンツ編集チーム

「SORILa」は、企業の抱えるWebリスク課題の解決に役立つ情報を発信するメディアです。独自の開発ノウハウにより、Web上での情報発信やブランディングを支援するサービスを開発している株式会社エフェクチュアルが運営しています。
これまで19,000件以上のWebリスク支援に携わってきた実績をもとに、最新の炎上事例やWebリスク対策セミナーの先行公開、Webリスク無料診断のお申込み案内など、すべての企業に有益な情報を継続的に発信しています。

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