顧客対応の現場では、カスタマーハラスメントが深刻化し、スタッフのメンタル負荷や対応のばらつきが課題となっています。
2025年6月からはカスハラ対策が企業の義務として明確化され、現場任せではなく標準化された仕組みづくりが不可欠です。さらに、SNSや口コミ上での批判が瞬時に拡散し、ブランドや採用活動に長期的な影響を及ぼすリスクも無視できません。
多くの企業では、限られた人員での確認作業や「火種」を見極める基準が曖昧なまま、対応が後手に回りがちです。
本ウェビナーでは、接客現場における最新のカスハラ対応事例と、社員を守る仕組みづくり、さらにSNS拡散リスクへの具体的な備えを解説。現場と広報をつなぎ、全社的にブランドを守るための実践的なアプローチを提示します。
開催概要
- 日時:2025年9月29日(月)14:00〜15:00
- 形式:オンライン開催
- 参加費:無料
プログラム内容
- カスハラ被害とSNS拡散の連鎖がもたらす企業リスク
- 「35%がSNSで企業批判」── 現場対応だけでは防げない時代へ
① 現場(リアル)を守る
カスハラ対応の最前線について
ベルシステム24
- 最新のカスハラ事例と「感情労働」の実態
- 現場任せにしない「対応マニュアル」と「教育」
- 感情労働から社員を守る仕組み
② SNS時代のレピュテーション・
炎上リスク対策について
エフェクチュアル
- SNS拡散による二次被害とは?
- 小さな火種を検知するモニタリング&アラートの活用法
- 採用や顧客離れを防ぐ“評判マネジメント”の実践事例
③ パネルディスカッション
「リアルとネット | 2軸のカスハラ対策」
“現場とSNS”をつなぐ全社的カスハラ対策とは?
- 対策は現場?広報?経営?部門連携の壁と突破口
- SNS起点のクレームとCS現場の情報断絶の解消
- データとAIで変わる、リスク予防のこれから
講演者


岩堀 司
株式会社ベルシステム24
デジタル戦略部 部長
2007年入社。500名を超えるコンタクトセンターの運営責任者を経験後、コンサルタントとして顧客企業の業務の可視化・型化、業務アセスメント、業務変革に向けた改善提案のサービスを展開。2023年より人事戦略・専門人材育成を推進する事業人事部長を経て、2025年よりデジタル戦略部長に就任。AI・デジタル技術を活用した事業変革を牽引。AIによるデータ分析を軸とした差別化戦略、AI技術を核とした新規事業創出、プロモーション戦略の立案・実行を統括。


渡邉 陽介
株式会社エフェクチュアル
執行役員CSO
GMOインターネットグループ、株式会社エルテスを経てエフェクチュアルに入社。 WEBリスクマネジメントにおける企業広報支援の提案コンサルティングや、WEBマーケティングサービスを中心とする店舗集客の支援を担当し、企業規模や業界を問わずこれまで約700社のクライアントにサービスを提供。その他セミナー登壇や講演によるマーケティング活動、新規事業の立ち上げも行う。2022年8月より執行役員に就任。