美容D2CメーカーA社様

正社員2人分の審査工数をゼロに削減。大手美容D2Cメーカーが広告審査代行サービス導入で実現した事業成長と法令遵守の強化
美容商品のD2C事業を展開する『美容D2CメーカーA社』様。同社は設立から数年で上場を果たすなど、急速な事業成長を遂げています。
こうした商材を扱う上場企業にとって、事業の成長スピードを加速させつつ、景品表示法や薬機法といった法令を遵守することは非常に重要な課題でした。この課題を解決するため、同社は広告審査代行サービス「AdTRUST」を導入し、事業スピードを落とすことなくガバナンス体制の強化に成功します。今回は、その取り組みについてご担当者様にお話を伺いました。
導入前の課題
- 正社員2名が深夜・休日まで対応し、属人化した広告審査体制が限界に達していた
- 事業拡大に伴う広告量の増加に対し、厳格な法令遵守と品質担保の両立が困難だった
- 上場企業として、事業成長と並行したガバナンス強化が急務であり、具体的な解決策を模索していた
導入後の結果
- 正社員2人月分の一次チェック工数がなくなり、コア業務への集中が可能となった
- サービス導入後、わずか4ヶ月で月間審査依頼数が約2.4倍に増加し、マーケティングスピードが飛躍的に向上した
- コストを抑制しつつ、高い品質で厳格な広告ガバナンス体制を構築することに成功した
広告審査の担当者負担とガバナンスリスクの顕在化が課題に
──御社の事業内容と広告出稿時に特に重視されている法令について教えてください。
担当者様:当社は美容商品のD2C事業を手掛けており、美容液やドライヤーといった製品を製造販売しています。
広告表現において最も重視しているのは「景品表示法」と「薬機法」です。これらの法令に違反すると、課徴金や措置命令といった行政処分が科され、事業活動に大きな影響を及ぼすリスクがあります。そのため、当社では常に高い感度で法令遵守を意識した広告運用を行っています。
──「AdTRUST」導入前は、どのように広告審査を実施していましたか。
担当者様:「AdTRUST」を導入する前は、ほぼすべての広告審査を自社で対応していた状況です。一部のインフルエンサー投稿は外部サービスを利用しましたが、ウェブ広告や記事コンテンツ、動画広告など多様なマーケティングクリエイティブの審査は正社員が担当していました。当時は専任担当者2名がガイドラインに沿って、クリエイティブを一つひとつチェックしており、事業拡大に伴う広告量の増加で、常に2人月分の工数が審査業務に消費されていました。担当者の負担増大や、深夜や休日にまで及ぶ対応が常態化しており、人件費やガバナンスの観点で大きな課題があったのです。
──2人月分の工数は相当な負担だと思います。ガバナンスの観点ではどのような課題がありましたか?
担当者様:最大の課題は時間外労働でした。特にキャンペーンの関係でクリエイティブが集中すると、金曜日の深夜や土日にチェックが必要になることもありました。しかし、就業規則上、従業員を稼働させることは難しく、結果として取締役自らが広告チェックを行わざるを得ないケースもありました。これは人件費の問題にとどまらず、上場企業としてのガバナンス体制そのものが問われる事態でした。
当社は設立からわずか数年で上場しており、経営計画の蓋然性などが評価されている一方で、リスク管理体制は厳しく見られます。この状況下で広告の法令違反が発生すれば、大きなリスクを被ることになりかねません。
現在はマーケティング投資を強化し、事業拡大のためマーケティングの物量を増やしていくフェーズにあり、広告審査の質を確保し、ガバナンス体制を強化することが重要な課題でした。
「AdTRUST」導入で審査コストは約4割削減、出稿量は2.4倍に
──「AdTRUST」を知ったきっかけと導入を決めた理由を教えてください。
担当者様:きっかけは役員が参加した経営者交流会です。そこでエフェクチュアルさんの役員と出会い、当初はインフルエンサー投稿の審査に関する提案を受けました。「すでに利用していた、外部広告の審査代行サービスと変わらない品質で、より安価に提供できる」という内容で、見積もりを比較すると従来1件あたり1,000円だったのに対し、本サービスは630円と約40%のコスト削減が見込めました。
既存サービスに不満はなかったものの、このコストメリットは大きく、まずはインフルエンサー投稿の審査から委託を開始しました。その後、社内で抱えていた広告審査体制の課題について相談し、社内で行っていた広告クリエイティブ分野での導入を拡大していきました。
広告クリエイティブ分野での導入を拡大した理由は、同社の「課題を全て解決することができます」という提案にありました。深夜や休日の対応、依頼から最短1時間でのフィードバックなど、こちらの要望に合わせて運用体制を柔軟に設計していただけた点に魅力を感じました。
──サービス導入後の具体的な成果について教えてください。
担当者様:導入効果は即座に現れました。最大の成果は、これまで正社員2名がフル稼働で担っていた広告の一次チェック業務が完全になくなったことです。先ほどもお伝えしましたが、以前は常に2名分の工数が費やされていましたが、現在は一次チェックをすべてエフェクチュアルさんに委託し、社内担当者はフィードバックをもとにした二次チェックに集中できる体制が整いました。その結果、担当者の負担は大幅に軽減され、深夜や休日に取締役が対応するケースも大きく減らすことができました。これはコスト削減にとどまらず、上場企業としてのガバナンス面の懸念を解消する成果でもあります。
広告の審査の「質」と「スピード」を担保できたことで、広告出稿量を大幅に増加させることに成功しました。本格導入した4月のチェック依頼数は1,913件でしたが、その2ヶ月後の6月には4,600件を超えるなど、約2.4倍の依頼に対応できる体制が整いました。これは事業成長に直結する定量的な成果です。
──多くの企業がガバナンス強化と事業スピードの両立を目指して外部委託をしているケースがあります。しかし、御社ほどの成果を出せている企業は少なく思えるのですが、その要因はなんだと考えていますか?
担当者様:一般的に、ガバナンスを強化すると承認プロセスが増え、広告配信の遅れ、マーケティング施策全体のスピードが落ちるというジレンマがありますが、当社が両立できている要因として、エフェクチュアルさんの対応速度と柔軟性があると考えています。最短1時間でのフィードバックや夜間・休日の対応など、当社の運用に完全にフィットした体制を整えていただいたことで、広告配信が遅れる要因となっていた、審査遅延によるボトルネックが解消されています。その結果、コンプライアンスを徹底しながら、マーケティングのスピード感を損なうことなく広告展開が可能となりました。
外部委託を超えた“社内チーム”のような存在
──審査の品質やサポート体制についてはどのように評価されていますか。
担当者様:審査品質は非常に高く評価しています。景品表示法や薬機法といった基本的な法令遵守はもちろん、当社の事業やブランドを深く理解した上で、細かな独自レギュレーションにも対応いただいています。
例えば「商品名は必ずアルファベット表記で、カタカナは使用しない」といった表記ルールや、「キャラクターは1クリエイティブにつき1体まで」といった契約上の規定。さらに「特定タレントは画像利用は可だが動画は不可」といった肖像権に関する条件まで存在します。こうした商品やキャンペーンごとに異なる複雑な社内ルールも網羅的にチェックしていただけております。このような柔軟な対応は、当社の特性とブランドを理解していなければ実現は難しいでしょう。
また、サポート体制についても非常に満足しています。週1回の定例ミーティングで進捗や課題を共有するだけでなく、チャットツールを通じて日々迅速にコミュニケーションを取っています。時には「急なルール変更があったので10分後にミーティングをお願いしたい」といった突発的な依頼にも快く応じていただけます。その柔軟性とスピード感は、もはや外部委託先というより社内の専門チームの一員に近い存在です。
こうした審査品質と柔軟なサポート体制のおかげで、マーケティングのスピードを維持したまま、広告展開を加速できていると実感しています。
──本サービスはどのような課題を抱える企業におすすめでしょうか。
担当者様:大量の広告コンテンツを制作・配信している企業には強くおすすめできます。当社のように、消費者向け広告配信は、社内リソースと工数を特定の社員に依存した形で使ってしまいます。そのため標準化と仕組み化のために、信頼できる外部パートナーに委託することで、担当者の工数を削減し、社内リソースをより有効に活用できるようになります。
特に事業拡大のフェーズでは、広告出稿の「量」と「スピード」を高めつつ、景品表示法や薬機法への対応を徹底することが、企業の信頼を維持する上で不可欠です。エフェクチュアルさんの「AdTRUST」は、ガバナンス強化とマーケティングスピードの両立を可能にする理想的なソリューションだと考えています。
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