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悪口の書き込みが多いサイトとは?企業への影響と対処方法を紹介

最終更新日 2024.11.20

インターネット上へ書き込まれた内容は、多くのユーザーの目に触れる可能性があり、一度掲載されたものは完全に削除することが難しいです。

特にネガティブなコメントやマイナスイメージが付くコメントは、ネット上に掲載されることで企業への悪影響を及ぼす可能性があります。企業への影響を最小限に抑えるためにも、悪質なコメントが書き込まれやすいサイトを知り、事前に対策しておくことが重要です。

この記事では、悪口の書き込みが多いサイトと書き込みにより企業が受ける影響、悪口を書き込まれた際の対処法と早期発見方法について紹介します。

目次

悪口が書き込まれる可能性のあるサイト

インターネット上には様々なプラットフォームがありますが、実際に悪口が書き込まれやすいサイトにはどんなものがあるのでしょうか。悪口が書き込まれる可能性があるサイトとして、以下の8つのサイトを紹介します。

5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)

5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)は、日本最大級の匿名掲示板で、さまざまなテーマについての議論や情報交換が行われています。5ちゃんねるは、ニュース、趣味、エンターテイメント、ゲーム、スポーツ、政治など、幅広いトピックに関するスレッド(掲示板のスレッド)が存在します。各ジャンルには専用の板が設けられており、ユーザーは興味のあるテーマについて自由に投稿できます。

ユーザーは基本的に匿名で投稿できるため、気軽に意見や情報を共有できる一方で、日常的に悪口・誹謗中傷・デマ・嘘などが書き込まれています。

爆サイ

爆サイは、日本最大級の地域別掲示板サイトです。ニュースや経済についての掲示板の他にも、地域ごとに掲示板が分かれており、都道府県や都市、さらにはエリアごとに異なるトピックが存在し、地元に密着した話題や情報が共有される点が特徴です。

爆サイも匿名で投稿が可能で、匿名性が高いため、ユーザーは自由に意見や情報を発信できる一方で、誹謗中傷や噂話、炎上しやすい投稿が行われることもあります。

ユーザー数が多く月間PV数が10億を超えているため、悪口を書き込まれると被害が大きくなる可能性があります。

独り言愚痴掲示板

独り言愚痴掲示板は、利用者が日常のストレスや不満、悩み事を匿名で投稿できる匿名掲示板です。

テーマやスレッドが用意されているわけではなく、トップページからそのまますぐに投稿をできます。他の掲示板とは異なり、基本的に投稿に対して他のユーザーからの返信を求めるものではなく、独り言を投稿する形式で自分の考えや愚痴を吐き出せます。

匿名性が高いがゆえに、負の感情が過剰に表現されやすく、ネガティブな投稿が悪口や誹謗中傷につながる可能性があります。

悪口・愚痴・ストレス発散掲示板

悪口・愚痴・ストレス発散掲示板は、日常生活や仕事、人間関係などで溜まった不満やストレスを匿名で吐き出すことができる掲示板です。

主にネガティブな内容が投稿されるため、掲示板の雰囲気自体が暗くなりがちで、内容についても個人名を特定するような悪口だけではなく、プライバシーを侵害するような写真がアップロードされることも少なくありません。

悪口・愚痴・ストレス発散掲示板に書き込みをされた場合には、できるだけ早く削除請求や法的措置を検討する必要があります。

掲示板ミクル

掲示板ミクルは、主に女性を中心としたユーザー向けの匿名掲示板です。恋愛や友人関係、家族、仕事など、日常生活に関する多岐にわたるテーマが取り上げられており、特に恋愛相談や女性に関する話題が多く投稿されています。また、趣味、娯楽、ニュース、時事問題に関するトピックも充実しています。

女性ユーザーが多数を占めると言われており、恋愛や育児、出産、美容、ダイエットなどのカテゴリに分けてスレッドが展開され、匿名で気軽に書き込める相談の場として機能しています。日々のストレスや不満を吐き出す場所としても利用されており、時には個人や企業が特定されるような投稿が見られることもあります。

ガールズちゃんねる

ガールズちゃんねるは、主に女性向けの匿名掲示板で、女性が抱えるさまざまな日常の悩みやテーマについて意見交換ができる場です。恋愛や結婚、育児、美容、ファッション、健康など、女性が興味を持つ分野が豊富に取り揃えられており、特に恋愛や人間関係に関する話題が活発です。投稿された内容に対して、他のユーザーが自由に評価できる機能があり、「いいね」や「悪いね」を押すことで、共感を集めた意見が目立ちやすくなります。

また、ユーザー数が多く、人気のトピックは他のSNSに転載されることもあるため、投稿が炎上するケースも見られます。

ホストラブ

ホストラブは、主にホストクラブやキャバクラに関連した情報を扱う匿名掲示板サイトです。ホストクラブやキャバクラの業界関係者や、これらの店舗を利用するユーザーが、情報交換や意見の共有、評判の書き込みを行う場として活用されています。

ホストラブの特徴として、特定のホストクラブやキャバクラに関する口コミや評価のスレッドが多く見られる点が挙げられます。具体的には、人気のホストやキャバ嬢、店舗のサービスに関する話題が盛んで、特定のホストやキャバ嬢の評判や働き方について議論されることが多いです。個人が特定される形での書き込みが多いため、誹謗中傷に繋がりやすくなっています。

転職サイト

転職サイトも悪口が書き込まれる可能性があるサイトの一つです。転職サイトの中にはユーザーが投稿した企業への口コミや評価を閲覧できるサイトが存在します。口コミや評価を投稿するユーザーの多くは退職済みの方が多いため、時には誹謗中傷といえるようなネガティブな内容を書き込まれる場合もあります。

悪口の書き込みによる企業への影響

悪口をサイト上に書き込まれることにより企業が受ける影響やリスクについて紹介します。

売り上げ減少

サービスや商品に対する悪質な書き込みが原因で、売り上げが減少する可能性があります。

商品の購入を検討しているユーザーが商品レビューを検索したところ、悪口が書かれていたため購入をやめるなどが考えられます。

誤った情報が広まることで、企業やブランド、商品に対してネガティブな印象を持つ消費者が増え、購買意欲が低下し、結果として売上が減少する恐れがあります。

この売上の減少が企業収益に悪影響を及ぼすと、事業運営だけでなく、社員の給与にも影響が及ぶ可能性があります。

短期的には売上の減少が見られ、長期化すれば顧客の離脱につながる恐れもあるため、悪口が掲載されているサイトからの取り消しやブランドイメージの改善を図り、売上の回復を目指すことが重要になります。

社会的信用の低下

社会的信用とは、企業が社会から受ける信頼や評価のことを指します。悪口が書き込まれると、企業に対する信頼が失われる可能性があります。

社会的信用が低下することにより、実際には事実と異なる情報であっても自社の事業に影響が出ることを懸念した取引先との契約が解除されたり、新規で取引を開始する件数が減少したりする可能性があるでしょう。また、金融機関からの融資を受けにくくなるといった影響も考えられます。これにより、企業の事業継続や事業成長に影響を及ぼす可能性があります。

採用活動の難航

企業情報や人材に関する悪口が書き込まれると、採用活動が難しくなります。

現在では、多くの求職者が志望企業の情報を検索し、口コミなどを参考にして応募先を選定しています。悪い評判が目立つと、応募をとりやめる求職者が増加し、採用したい人数を確保できなくなる可能性があります。

採用活動が難航すると、企業は必要な人材を確保することができないため、人材不足に陥り、事業運営に支障が出る恐れがあります。

企業名を検索したときに「ブラック」「残業」「不祥事」などのネガティブな書き込みがある場合には対策が必要です。

イメージの低下

ネットに書き込まれたネガティブなコメントによって、マイナスなイメージが広まると、ブランドや企業全体の価値が低下してしまう可能性があります。ネットに書き込まれた悪口は半永久的に残ります。掲示板への悪質な書き込みは自動的に削除されないため、多くのユーザーの目に触れる可能性があり、企業イメージの低下につながる可能性があります。

また、一度イメージが低下してしまうと回復させるのには時間がかかります。

イメージを低下させないためにも、悪口が書き込まれた際には早期に発見し、対策を打つことが重要です。

悪口を書き込まれた場合の対処法

ネット上への悪口の書き込みは、事前に対策を行っていても完全に防ぐことは難しいです。悪口を書き込まれてしまった場合は、被害を拡大させないためにも、なるべく早急に対処する必要があります。

ネット上に悪口を書き込まれてしまった場合の対処法について紹介します。

管理者や投稿者に直接削除依頼する

個人のブログやSNSの場合は、投稿者に対して、掲示板の場合はその管理者に対して、削除依頼を行います。問い合わせフォームやSNSのダイレクトメッセージを通じて、削除して欲しい内容とその理由を伝え、対応を依頼しましょう。

また、スムーズな対応を得るために、問題となる投稿の証拠として該当部分をスクリーンショットなどで保存しておくと良いです。

裁判所に投稿削除の仮処分を申し立てる

匿名掲示板に投稿された誹謗中傷や名誉毀損に関する悪口の削除を確実に希望する場合、裁判所に対して投稿記事の削除を求める仮処分を申し立てる手段があります。裁判所が削除の必要性を認めた場合、サイトの管理者に対してその投稿内容を削除するよう命令が出されます。

この命令を「仮処分命令」と呼びます。仮処分命令が下されると、一般的にはサイト運営者がその削除に応じることが多いです。

開示請求を行い投稿者を特定する

匿名掲示板などに悪口を投稿したユーザーに対して法的責任を追及する場合、匿名の加害者を特定して個人情報を入手する必要があります。裁判所に開示請求を行うことで対応できます。

匿名のアカウントを特定するための手順としては、まず裁判所に対してサイト運営元及びアクセスプロバイダの発信者情報開示命令を申し立てます。申し立てが認められると裁判所がサイト運営者に対してIPアドレスを提供するよう命令します。IPアドレスの開示によりサイトの運営元が判明したら、投稿の「消去禁止令」を発令します。これは証拠となる投稿が請求の進行中に消去されることを防ぐためです。

最後に、裁判所が発信者情報開示命令を発令し、投稿者の個人情報を入手することができます。

個人情報を入手できたら民事責任や刑事責任の追及に進むことができます。

刑事告訴を行う

匿名掲示板に悪口や誹謗中傷コメントを投稿した人物の刑事責任を追及するには、捜査機関への刑事告訴が必要です。

警察や検察庁へ訪問をして、被害届・告訴状を提出します。受理してもらうためには、犯罪の証拠となる投稿のスクリーンショットなどをある程度用意しておく必要があります。

損害賠償請求を行う

匿名掲示板において悪口や誹謗中傷の書き込みをされた場合、投稿者に対して不法行為に基づく損害賠償や慰謝料の請求が可能です。

匿名掲示板での誹謗中傷によって精神的な苦痛を受けたり、精神的な疾患にかかったり、ネット上の悪口が原因で通常の業務ができなくなった場合には、その際に発生した費用や損害について、匿名掲示板の投稿との法的な因果関係が認められる範囲で加害者に金銭的な賠償を求めることができます。

悪口の書き込みを早期発見する方法

悪口の書き込みは拡散されやすく、書き込みにより企業が受ける影響も大きいため、悪質な書き込みは早急に対処することが大切です。

悪質な書き込みを早めに見つける方法を紹介します。

エゴサーチする

インターネット上で自社の商品やサービスを調べるエゴサーチを行い、悪口が書き込まれていないか確認する方法があります。実際に、Googleなどの検索エンジンで自社名やサービス名を入力・検索して確認します。あるいは、Googleなどで検索する際に表示される関連ワードを調査する方法があります。

エゴサーチをこまめに行い、ネガティブな書き込みがされていないか確認することで、早期に発見することができる可能性があります。

ツールでモニタリングする

風評被害などの対策やコンサルティング、ツールを提供している専門会社のツールを導入し、常時ネット上の自社関連KWをモニタリングする方法があります。

AIなどが自動的に、網羅的に調査してくれるため、人的コストを削減でき、発見率も高まります。

悪口書き込みサイトへの対策なら「オンライン評判管理対策」

悪口の書き込みが発生する可能性のあるプラットフォームには様々な種類がありますが、検索サイトのサジェスト欄も大きな要因の一つです。

ネガティブな評判を知らなかったユーザーも関連KWでネガティブな内容が表示されることにより、広まってしまう可能性があります。

検索エンジンのサジェストにネガティブなキーワードが表示されてしまうことによる風評被害対策におすすめのサービスとして、株式会社エフェクチュアルが提供する「オンライン評判管理対策」があります。

「オンライン評判管理対策」では、検索結果に表示されるネガティブな内容のコンテンツが上位に表示されないよう、ネガティブサイトを下位に押し下げたり、サジェストに表示されるネガティブキーワードを非表示にしたりすることが可能です。

まずは無料でリスク検知を行うことができるため、ネガティブ情報についてお悩みをお持ちの方や検索エンジンやサジェストへの対策をお考えの方は、ぜひ検討してみてください。

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