最終更新日 2024.10.7
Googleは、2024年6月25日(太平洋時間)に検索結果 (SERP)の連続スクロールを廃止しました。PCではすでに連続スクロール廃止が実装されており、モバイル検索でも来月中に削除される予定です。
この記事では、Google検索結果の連続スクロール廃止によるユーザーへの影響と企業が実施すべき対策について紹介します。
Google連続スクロールとは
連続スクロールとは、Google検索結果の最初のページをスクロールするとさらに検索結果が自動読み込みされるというもので、最大4ページ分のスクロールが可能です。それ以降の検索結果を見る際は、今までと同様に(もっと見る)“See more”ボタンを押すことにより、次の結果を読み込むことができます。
XやFacebookなどの各SNSで一般的に活用されている無限スクロール “Infinite scrolling”とは切り分けて、Googleは連続スクロール“Continuous scrolling”と呼んでいます。
この連続スクロールは2021年10月にGoogleモバイル検索で導入され、その後2022年12月にPCでも反映されました。
(〜2024/6/25)
Google連続スクロール廃止後の仕様|以前に戻る
Google連続スクロール廃止後は、以前と同様にGoogle 検索結果 1 ページ目のフッターに、従来のページ区切りバーが表示されます。
さらに、連続スクロールの導入によって消し去っていたページネーション(ページの分割やページ番号)が検索結果の底に再び現れています。
廃止理由|検索結果の表示速度を上げるため
Googleの広報担当者によると、この変更はGoogleの検索結果表示速度の向上のためと述べています。さらに連続スクロール機能が必ずしもユーザーの満足度向上につながっていないことが判明しました。
この変更は、ユーザーが明示的に要求していない結果を自動的に読み込む代わりに、より多くの検索でより速く検索結果を提供できるようにするため
より多くの結果を自動的に読み込むことでGoogle検索の満足度が大幅に高まるわけではないことがわかった
この決定は、ウェブサイト運営者にとって多少影響を与える可能性があります。特に、検索結果の2ページ目以降に表示されるサイトは、クリック数の減少が予想されます。
まとめ|上位記事(検索結果1ページ目)の重要性が高まる
Googleは連続スクロール機能を廃止し、ページネーション方式に戻しました。これにより、検索結果の表示速度向上が見込まれます。連続スクロールによるユーザー満足度への影響はないと考えられますが、ユーザー行動には多少変化があると予想されます。
連続スクロール廃止後は、ユーザーはページネーションのリンクもしくは「Next」ボタンをクリックして次のページに移動する必要があります。この手間により、2ページ目以降の検索結果を表示せずに離脱するユーザーが増え、結果として2ページ目以降のサイトのクリック数が減少する可能性があります。そのため、1ページ目に表示されるサイトや記事の注目度が高まり、重要性を増します。
企業にとっては、検索結果の1ページ目(上位10記事)にポジティブな内容を掲載し、企業ブランディングの安全性を守る戦略が必要となります。上位表示される検索結果は、ユーザーの目に触れる機会が増え、ブランドイメージや信頼性に直結します。
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